2024年7月7日投開票の東京都知事選挙に無所属で出馬する石丸伸二(いしまる・しんじ)さんですが、当選確率が低すぎてヤバい!?と話題になっていることをご存知でしょうか?
広島県の安芸高田市長時代にYoutubeやSNSでバズった石丸伸二さんなのに、知名度の低さが落選理由?と噂されています。
過去最高の混戦といわれている東京都知事選挙へ果敢に挑戦する石丸伸二さんの当選確率が低い理由はなぜなのでしょう?
石丸伸二の当選確率は低い?
年齢41歳の若さで東京都知事選挙への出馬を決意した石丸伸二さんですが、当選確率は低いと指摘されるケースが目立っていますよね。
当選確率の低さを決定づけたのは、現職の都知事・小池百合子さんが3選を目指して出馬することが大きく影響しているのではないでしょうか。
2020年の東京都知事選挙で366万票(得票率59.7%)を獲得し、他の候補者を圧倒した小池百合子さん。
学歴詐称疑惑や年齢(71歳)面の不安もあるので、前回の選挙よりも得票率が下がるのは確実だと思います。
ただ、子育て世帯への支援の手厚さや新型コロナウイルスへの対応で存在感を発揮した小池百合子さんは石丸伸二さんにとって高すぎるハードルなのは間違いありません。
さらに、蓮舫さんが参議院議員を辞職して東京都知事選挙に出馬する点も石丸伸二さんにとっては痛手になっています。
「2位じゃダメなんですか?」のフレーズでお馴染みとなった蓮舫さんは、石丸伸二さんと同様に改革派・革新派のイメージが強く、2人で票を分け合う形になることが予想されますよね。
都知事に当選できるかどうかではなく、蓮舫さんとの票争いに勝てるかどうか…がポイントになってしまっているのが現状です。
石丸伸二の当選確率が低い理由3選
石丸伸二さんの当選確率が低い理由は「ひろゆきの考察」「都民は知名度で知事を選ぶ」「専門家たちの考察」の3つです。
毎回数十人が出馬し、大盛り上がりとなる一方、政策論争が置き去りになり、候補者の個性だけで票が動く、という特殊な性質を持つ東京都知事選挙。
数ある選挙の中でも最も勝つのが難しいとされる東京都知事選挙にあえてチャレンジすることになった石丸伸二さんの当選確率が低いと指摘される理由を1つずつ掘り下げていきましょう。
理由① ひろゆきの考察
強大な影響力を持つインフルエンサー・ひろゆきさんは石丸伸二さんを応援する意思を見せていますが、当選確率が低いという現実的な見解を示しています。
・当選の難易度は極めて高い
・日本全体の問題を示しているが、東京独自の問題に切り込めていない
・選挙に足を運びやすい高齢者向けの政策が弱い
未来への可能性を示す石丸伸二さんのような人物が東京都知事にふさわしい、という考えをひろゆきさんは持っていることが考察動画からも垣間見えます。
ただ、投票率の高い高齢者にウケるような政策を打ち出すことができていない石丸伸二さんの振る舞いには疑問を抱いていて、小池百合子さんに勝つのは相当難しいと考えているようですね。
理由② 都民は知名度で知事を選ぶ
東京都知事選挙は派手な形になりやすく、投票権を持つ都民は知名度だけで知事を選びがち、という指摘がネット上にあふれています。
石原慎太郎さんや青島幸男さんなど、メディア露出が多くて知名度が高い人物が東京都知事選挙を勝ち抜いた過去がありますので、有名であることが当選するための絶対条件になりますよね。
でも、石丸伸二さんはSNSでバズったとはいえ、小池百合子さんや蓮舫さんよりも知名度は劣っていて、東京都知事選挙の特集がテレビ番組で放送されても、その他の候補扱いにされてしまっています。
ひろゆきさんの考察とも重なりますが、投票率の高い高齢者はSNSで有名な石丸伸二さんの存在すら知らない可能性もあり、東京都知事選挙で苦戦するのが目に見えてますよね。
理由③ 専門家たちの考察
私のような素人でも「当選は難しいんじゃ…」と感じてしまいますが、有識者である専門家たちも石丸伸二さんに手厳しい考察を展開しています。
高橋洋一(元財務官僚)の考察
菅義偉総理時代に内閣官房参与を任されたことがある経済学者で、元財務官僚の高橋洋一さんは石丸伸二さんの政治家としての資質に疑問を抱いているようです。
安芸高田市長時代に目立った実績がない、と喝を入れるだけでなく、SNSでもてはやされて勘違いしたのでは?と石丸伸二さんが出馬したこと自体にも否定的な立場を示しています。
下矢一良(PR戦略コンサルタント)の考察
テレビ東京「ガイアの夜明け」など人気番組を手掛けた実績もあるPR戦略コンサルタント・下矢一良(しもや・いちろう)さんも石丸伸二さんの当選確率が低いことを指摘しています。
自身のX(Twitter)にて、石丸伸二さんの選挙戦が苦戦することを確信、という強気な発言をしていた下矢一良さん。
小池百合子さんを支持しているわけではないけれど、石丸伸二さんのPR力が低すぎて、広報施策の乏しいことを下矢一良さんは嘆いていました。
田中紘二(政治ジャーナリスト)の考察
高橋洋一さん、下矢一良さんから厳しい意見が相次ぐ中、政治ジャーナリスト・田中紘二さんは石丸伸二さんの逆転劇に期待を寄せています。
田中紘二さんは石丸伸二さんのネットでの拡散力の強さに注目していて、当選確実といわれている小池百合子さんの最大の対抗馬と解釈しているようですね。
石丸伸二へのSNSでの評判は?
安芸高田市長時代、議場で居眠りする議員に向かって「恥を知れ!」と言い放ち、SNSでバズった石丸伸二さんの評判はどんな感じなのでしょう?
都民とは縁遠い存在になっている点を気にしているネット民は少なくないようですね。
地元密着型の候補者の方に票を入れたくなるのは自然なことですし、石丸伸二さんの東京都での知名度の低さが足かせになっている印象です。
SNSを駆使して政治活動をアピールしてきた石丸伸二さんの努力が功を奏したようで、10代の若者が政治に興味を抱くきっかけを与えています。
国政選挙でも投票率50%台に低迷している日本社会において、政治に無関心とされてきた若者から注目を集める石丸伸二さんの存在はとても大きなものになるはずですよね。
東京の渋谷で街宣活動をした時、石丸伸二さんの周囲には人だかりができていました。
苦戦を予想する声が多い東京都知事選挙ですが、石丸伸二さんの知名度は徐々に上がっていますし、SNSでの評価も上々のようですね。
まとめ
今回は石丸伸二さんが東京都知事選挙で当選確率が低いと噂されている件について深掘りしました。
・3選目指す小池百合子出馬で劣勢確実
・蓮舫と票を分け合う可能性
・ひろゆきは高齢者向けの政策が弱い点を指摘
・知名度の低さや安芸高田市長時代の実績の乏しさも足かせに
・SNSでは若い世代の政治への関心を取り戻す功績あり
以上の5点が石丸伸二さんの最新情報です。
「都知事選で誰に投票すればいいか分からない…」という残念過ぎる言葉がネット上に渦巻く中、41歳の石丸伸二さんが強敵揃いの東京都知事選挙への出馬を表明。
苦戦必至の状況ではありますが、逆境でこそ真価を発揮する石丸伸二さんの振る舞いにどうぞご注目ください。